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2012年05月10日

野外でバレーボールをしてきました。

結婚を期に引っ越すようになってしまったので、しばらくバレーボールはできないでいました。

先日、久しぶりに嫁さんとバレーボールでもするか(バレーボールが縁で出会いました)ということになり、近くの公園に出て行って二人でバレーボールをすることになりました。

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さて、外のバレーボールというのは地域によって反応は様々。
体育館派の方は、外でバレーボールというと怪訝な顔をします。
ネットはないし、風でボールは動くし、足場は悪くてケガの危険もあるし、ボールも痛みやすい。

ここまで言ってしまえばまるでいいことがないのですが、考え方の問題です。
1980〜90年代では昼休みにOLたちがオフィスの屋上で円になってバレーボールをする、というのが、活気があって仲の良い職場の一つの絵として成立していました。ドラマのシーンなんかでもよく登場していた覚えがあります。

さて、私と嫁はまず対人パスを行いました。
まずというか、最後まで対人パスだったのですが・・・。

予想通り、風でボールがどんどん流されていきます。
夕方でしたが、思ったよりも太陽がまぶしく、瞬間視界を奪われます。
そして、公園でしたので、ほどよく木陰があって木陰に移動して対人パスをしていると、今度は足元に木陰を作ってくれている木の根っこがあったりして落ち着きません。
嫁がすぐに足が痛いと言ってきました。久しぶりだったので、体が重くついていかなかったようです。
しかし、それだけではなく、柔らかく凸凹な地面など、他のところで足腰への負担がかかっていたようです。

こういう時に、遊びでやっていればやめてしまえばいいのですが、コーチや選手なら、考えるべきなのは、やめることではなく考えることです。
うまくいかない時は方法を変えるのです。
実際の試合の時には、うまくいかないこと、思ってもみないことは多数出てきます。
その時に、いかに短時間で作戦を考え、修正点を修正し、また皆に意志を伝達するのか。
それはこうした日頃の問題解決のトレーニングが重要になってきます。

最近見たブログの記事で、ある部活動のコーチが事情があって休む時に、部員が質問してきたそうです。
「今日は何をしておけばいいですか?」
これは、何をしておけばコーチの機嫌を損ねないのか、その最低ラインを聞く質問だそうです。
(こうした考えの根底が、最小の努力で受験や就活を突破しようとする省エネをカッコいいとする風潮になっているという意見もありました)

問題が生じた時に、指示をただ仰ぐだけでなく自ら考える人を育てなければ、どんな組織も破綻します。

風が吹くなら、その風の影響を最小限にするためにボールを高く上げないようにパス交換を行なえばいい。
足元が悪いなら、よく足元を見ながら、また重心を低くして慎重にプレイしたらいい(試合ならラインもポジションも意識する)。
まぶしくて一瞬視界が消えるなら、光の当たり具合も考えてポジションも取ったり、まぶしくないようなボールの軌道を要求したらいい(照明がまぶしくて距離感がつかめない体育館も多いです)。
できない理由を探すことよりも、できる方法を探す人が多くなればいいなと思いました。

久しぶりに動き、あまりにも体が動かなくなっている自分もいましたが、色々と感じるものがあって感謝した時間でした。

周囲には、子供たちと家族4人でバレーボールで遊んでいるご家庭が3〜4組くらい見えました。
環境うんぬん言わずに純粋に楽しんでいる姿が一番ステキに見えるのでした。



posted by volleynote at 11:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月15日

女子ワールドカップに見る、スピードの意味

今回のワールドカップ、女子バレーは本当に変わったなぁということを感じさせられる。

一番変わったのは、スピード。
本当に速いのである。
レシーブからトスアップ、アタックまでが相当スピードが上がっている。



その背景にあるのは、きっと各国の徹底したデータバレーであろうと思われる。これは男女とも同じである。

人間だから、ある程度クセがあるのは仕方ない。それはデータで見れば明らかに表れる。だから対策が練られる。
だから、その対策を封じなければ勝てない。
そのために必要なのが、スピードである。

スピードが速いということはすごいことである。
わかっていても止められないのだ。
卓越した高さとパワーから繰り出されるスパイクはわかっていても止められないが、誰でも持てるものではない。
しかし、スピードに関しては一人で生み出すものではないから、より多くの人にその王となる権利がある。

そして、速さは相手に判断を迫る。迫力があるのである。
迫るからこそ、ミスが生まれる。
わかっていることがわからなくなる。
だから、速さのある試合はミスが多くなる。
これは速く動いた方だけの話ではなく、速く動かれた方も同じだ。

日本が大きく成長したと感じるのは、この速さへの精神的な対応である。
速い中で、判断ミスと技術的なミスが少ない。
これは国民性でもあるだろうが、世界トップクラスの試合の中で大きなアドバンテージとなっている。
柳本さんが「世界一の技術を見よ」と言っていたが、まさに世界一の技術だと考えてもあながち間違っていない。

日本だけでなく、ほぼ全ての国でスピードが上がっている。
高さとパワーだけのバレーは過去のものだと言わんばかりに。

三次元をどれだけ速く動き回れるか。
空中の格闘技と言われたバレーボールは、まさに空中戦となってきた。
空中戦の鉄則は「機動力が大きくものを言う」なのだ。
素質ある選手を育てたいと思うなら、早いうちからスピードを意識させなければならない。

オリンピック、決められるといいけど少し厳しいかな。



posted by volleynote at 01:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月20日

ワールドグランプリ韓国戦を見て

ワールドグランプリ、今日は日本と韓国の試合だった。
テレビで観戦するのも随分と久しぶりになってしまったが、日本と韓国の差を改めて感じさせる試合だったと思う。3-0の完勝だった。

VOLLEYBALL WOMAN 全日本女子バレー (ブルーガイド・グラフィック)


序盤から完全に日本ペース。サーブレシーブの苦手な選手にサーブを集中し、コンビを使いにくくさせ、エースに枚数をつけてブロックに行く。
諸外国ほどのパワーのない韓国ならば、もともとのレシーブ力の高い日本ならば高い確率でレシーブできるという必勝パターンだった。
第三セットこそセットポイントを取られたところから4点差をひっくり返して逆転したが、内容的には日本の圧勝だったと言って間違いないだろう。誰もが自力の差を感じられたはずだ。

今の日本の女子は基本的にジャンプフローターが多いが、それが日本人の体格にも合っているのだろう。強力なスパイクサーブこそないが、効果的にボールを揺らし、落とした。効果率はかなり高かったと思う。

それにしても特筆すべきは、レシーブに対する集中力が素晴らしかったのと、木村・迫田のバックアタックである。男子のようなパイプ攻撃のようなバックアタックだった。これができる国はあとはブラジルくらいのものである。韓国の守備陣は完全についていけてなかった。

一方の韓国は、完全にレシーブ力で劣っていたことを認めざるを得ないだろう。韓国は少し前からナショナルチームの大型化を目指しているが、大型化は進んでいるもののレシーブ力が低下している。昔はもっと粘り強いチームだった。というのも、韓国の高身長の選手はほとんど昔からエースであり、レシーブを中心的に経験する機会はそれほど多くなかったと思われる。また、韓国は女性は通常は運動をしない国であり、ある程度素質才能体格に恵まれた人、選手になれる人がスポーツをすることが多い。つまり、競争の母集団が小さいのである。日本のように小学校・中学校・高校・大学・Vリーグと、女子のおおよそが何かしらの形でバレーボールを経験し、大舞台を目指して競争していく国とは違うのである。

サッカーのなでしこジャパンがワールドカップで優勝し、女子のスポーツに今、火が点いたように注目が集まっている。バレーボールもこのあたりで奮起していただきたい。こういうことを言うのは好きではないが、今の女子バレーのナショナルチームは女性らしいルックスにも恵まれている選手が多い。絵になるうちに絵になった方が人気を得るためには絶対いいのだ。

バレーボールはサッカーとは違い、どんなに頑張っても一試合に何万人も呼ぶことはできない。だから、試合以外の商品価値もしっかり身につけなくてはプロ化はなかなか追いつかないと思われるので、コートの内外での一段の成長が期待される。

何かのお役に立っていれば、こちらをアタック!



posted by volleynote at 22:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする