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2011年11月15日

女子ワールドカップに見る、スピードの意味

今回のワールドカップ、女子バレーは本当に変わったなぁということを感じさせられる。

一番変わったのは、スピード。
本当に速いのである。
レシーブからトスアップ、アタックまでが相当スピードが上がっている。

その背景にあるのは、きっと各国の徹底したデータバレーであろうと思われる。これは男女とも同じである。

人間だから、ある程度クセがあるのは仕方ない。それはデータで見れば明らかに表れる。だから対策が練られる。
だから、その対策を封じなければ勝てない。
そのために必要なのが、スピードである。

スピードが速いということはすごいことである。
わかっていても止められないのだ。
卓越した高さとパワーから繰り出されるスパイクはわかっていても止められないが、誰でも持てるものではない。
しかし、スピードに関しては一人で生み出すものではないから、より多くの人にその王となる権利がある。

そして、速さは相手に判断を迫る。迫力があるのである。
迫るからこそ、ミスが生まれる。
わかっていることがわからなくなる。
だから、速さのある試合はミスが多くなる。
これは速く動いた方だけの話ではなく、速く動かれた方も同じだ。

日本が大きく成長したと感じるのは、この速さへの精神的な対応である。
速い中で、判断ミスと技術的なミスが少ない。
これは国民性でもあるだろうが、世界トップクラスの試合の中で大きなアドバンテージとなっている。
柳本さんが「世界一の技術を見よ」と言っていたが、まさに世界一の技術だと考えてもあながち間違っていない。

日本だけでなく、ほぼ全ての国でスピードが上がっている。
高さとパワーだけのバレーは過去のものだと言わんばかりに。

三次元をどれだけ速く動き回れるか。
空中の格闘技と言われたバレーボールは、まさに空中戦となってきた。
空中戦の鉄則は「機動力が大きくものを言う」なのだ。
素質ある選手を育てたいと思うなら、早いうちからスピードを意識させなければならない。

オリンピック、決められるといいけど少し厳しいかな。



posted by volleynote at 01:06| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月20日

ワールドグランプリ韓国戦を見て

ワールドグランプリ、今日は日本と韓国の試合だった。
テレビで観戦するのも随分と久しぶりになってしまったが、日本と韓国の差を改めて感じさせる試合だったと思う。3-0の完勝だった。

序盤から完全に日本ペース。サーブレシーブの苦手な選手にサーブを集中し、コンビを使いにくくさせ、エースに枚数をつけてブロックに行く。
諸外国ほどのパワーのない韓国ならば、もともとのレシーブ力の高い日本ならば高い確率でレシーブできるという必勝パターンだった。
第三セットこそセットポイントを取られたところから4点差をひっくり返して逆転したが、内容的には日本の圧勝だったと言って間違いないだろう。誰もが自力の差を感じられたはずだ。

今の日本の女子は基本的にジャンプフローターが多いが、それが日本人の体格にも合っているのだろう。強力なスパイクサーブこそないが、効果的にボールを揺らし、落とした。効果率はかなり高かったと思う。

それにしても特筆すべきは、レシーブに対する集中力が素晴らしかったのと、木村・迫田のバックアタックである。男子のようなパイプ攻撃のようなバックアタックだった。これができる国はあとはブラジルくらいのものである。韓国の守備陣は完全についていけてなかった。

一方の韓国は、完全にレシーブ力で劣っていたことを認めざるを得ないだろう。韓国は少し前からナショナルチームの大型化を目指しているが、大型化は進んでいるもののレシーブ力が低下している。昔はもっと粘り強いチームだった。というのも、韓国の高身長の選手はほとんど昔からエースであり、レシーブを中心的に経験する機会はそれほど多くなかったと思われる。また、韓国は女性は通常は運動をしない国であり、ある程度素質才能体格に恵まれた人、選手になれる人がスポーツをすることが多い。つまり、競争の母集団が小さいのである。日本のように小学校・中学校・高校・大学・Vリーグと、女子のおおよそが何かしらの形でバレーボールを経験し、大舞台を目指して競争していく国とは違うのである。

サッカーのなでしこジャパンがワールドカップで優勝し、女子のスポーツに今、火が点いたように注目が集まっている。バレーボールもこのあたりで奮起していただきたい。こういうことを言うのは好きではないが、今の女子バレーのナショナルチームは女性らしいルックスにも恵まれている選手が多い。絵になるうちに絵になった方が人気を得るためには絶対いいのだ。

バレーボールはサッカーとは違い、どんなに頑張っても一試合に何万人も呼ぶことはできない。だから、試合以外の商品価値もしっかり身につけなくてはプロ化はなかなか追いつかないと思われるので、コートの内外での一段の成長が期待される。

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posted by volleynote at 22:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月31日

セッター論いろいろ

こんなの見つけた。見たかったけど見れなかった回を、あるブロガーの方が記録してくださったもの。

【スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム:天才セッター・中田久美さまが終始噛み合わない女王のセッター論披露の巻。】
http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/52693205.html

中田久美、竹下、眞鍋の日本の誇るセッター陣がセッター論をしています。
セッターをしたい人には是非見てみてもらって考えてほしいところです。

私も年齢的にパワーと瞬発力のアタッカーよりも、経験と技術のセッターをする機会が増えましたが、いろいろ考えさせられます。
トークのテーマに私も答えるなら、

<トークその1:セッターやりたかった?>
はい。でも、うまい人のポジションだってイメージがあって、言い出せませんでした。

<トークその2:どの指でボールを上げる?>
親指、人差し指、中指くらいですかね。あとは添えるだけ。

<トークその3:最高のトスとは?>
アタッカーから見て、ボールが止まって見えるトス。

<トークその4:これからのブロード攻撃>
うーん。そこまで上げきれないので何ともいえません。
代表レベルでは、ブロードよりも早いオープントスを多様化すべきかと思います。


ま、結局はアタッカーとの組み合わせなので、セッターだけで語っても自己満足を抜けないのですけどね。
持論があり、それに合うアタッカーに出会えたら、セッターとしては幸せでしょう。

では、この辺で失礼します。


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